「天文御用十一屋 星ぐるい」 築山桂

 大阪の質屋兼御公儀天文学者の話し。
 主人公は星を観ることに憑かれている天文馬鹿である。京都や江戸の権威と過去にしがみつく天文方と異なりひたすら自分で星を観測して、暦を作ることに心血をそそぐ。近代科学者の姿に通じる。
 主人公の師匠は、最新の天文の知識を得るために、ご禁制の蘭書を入手していたようで、ここから闇につながる話しが少しだけ出てくる。他のシリーズよりも、 オランダ、長崎と異国がらみになる闇の方が面白い。長崎、異国絡みは続編でもっと書いて欲しい。


星ぐるい―天文御用十一屋 (幻冬舎時代小説文庫)
幻冬舎
築山 桂

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