「夜明けの星」池波正太郎

 仕掛人が登場するが、藤枝梅安のように仕掛け中心の話ではなく、仕掛人にはずみで殺された被害者の娘の成長を描く話。終わり方も明るく、少しほっとする終わり方。
 主人公の堀辰蔵が仕掛けを請け負おうときに、その背景を特に聴こうともせず淡々としている、それでいて仕掛けを行うことに少しためらいがあり、虚無感のようなものをもっているのがよい。全般にどの登場人物も、心の内側を見せずに淡々と描写されていて読みやすい。あまり感情的な話を押し出されると重くて引いてしまう。

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文春文庫 池波正太郎 文藝春秋発行年月:2007年02月10日 予約締切日:2007年02月03日


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