テーマ:書籍

「東天の獅子 天の巻」夢枕獏

 夢枕獏による講道館柔道創世記の話。嘉納流柔術とも呼ばれた柔道を嘉納治五郎が造り上げていく過程を描いている。流れるように読み進めることができる。どこまで史実に忠実なのかよくわからないが、試合の攻防も事細かに記述されている。  初期の柔道は、今よりももっとグレイシー柔術に近かった、と聴いたことがあったのでそのころの話を知りたいと思ってい…
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「浪華疾風伝 あかね 弐 夢のあと」築山桂

 新シリーズの第弐編。楽しみにしていた続刊なので急いで購入してすぐに読んだ。話の中心に太閤殿下の血を引く茜をおいているが、その設定が弱い気がして少し興味がそがれる。しかし小生は新興の商人鴻池が大きくなっていくきっかけの話しの部分が一番印象に残った。新興の商人鴻池と石山本願寺時代のころからの商人との確執は現在のIT企業と旧来の企業との確執…
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紀伊国屋、ジュンク堂、Book1st

 最近はインターネットで本を購入することが増えてきたため書店で購入する機会はかなり減ってきた。特に最近は以前のように本を衝動買いすることもなくなってきたので、ますます書店で本を購入することが減った。  大阪では梅田の紀伊国屋が、永らく小生にとっての大きな本屋No.1であり続け、理工系の専門書を購入するなら紀伊国屋へ行く、のがお決まりで…
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築山桂を読んで(その5)「寺子屋若草物語」、「 家請人克次事件帖」、「浪華疾風伝 」シリーズ

「寺子屋若草物語 夕月夜」 「寺子屋若草物語」シリーズの最新刊。このシリーズは寺子屋を営む三姉妹が主人公なのでミステリーといってもきな臭さが少ない。少しほっとする展開が多い。 寺子屋若草物語 夕月夜 (徳間文庫)徳間書店 築山桂 Amazonアソシエイト by 「 家請人克次事件帖 夏草の花」  今回は奉行所の不正…
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築山桂を読んで(その4)「 家請人克次事件帖」シリーズ

「家請人克次事件帖 夏しぐれ」 「家請人克次事件帖 冬の舟影」 「家請人克次事件帖 春告げ鳥」 最新刊の「春告げ鳥」から読んだ。心なしか設定が「仕掛人・藤枝梅安」風である。元岡っ引きの克次が、家を借りる際に現在で言う保証人になる家請け人稼業をしながら事件に関わる。主人公の克次が過去の事件を心の中で引きずっている元岡っ引なので他…
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築山桂を読んで(その3)「寺子屋若草物語」シリーズ

「寺子屋若草物語 てのひら一文」 「寺子屋若草物語 闇に灯る」  寺子屋を営む三姉妹の物語。大阪を舞台にしており、懐徳堂も登場する。緒方洪庵シリーズでは適塾、こちらは懐徳堂。懐徳堂で学問を行う苦労話、寺子屋で教える苦労話が多く語られている。大学院まで進学した作者の学問に対する思いおよび学問をする上での自らの体験や思いがちりばめられて…
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築山桂を読んで(その2) 「緒方洪庵浪華の事件帳」シリーズ その他 

これまでに読んだ築山桂の作品とその簡単な感想。 「禁書売り 緒方洪庵浪華の事件帳」 「北前船始末 緒方洪庵浪華の事件帳」  この2作品はNHKで「浪花の華」として放映された。  幕末の蘭方医で大坂に適塾を開いた緒方洪庵を主人公とした事件もの。洪庵もまだ修行中の身で適塾を開くずっと前の話。適塾出身者には福沢諭吉をはじめ幕末の志士を…
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築山桂を読んで

 池波正太郎の感想文の回でも少し触れた築山桂の作品を色々読み始めた。きっかけはNHKのTVドラマ「浪花の華 緒方洪庵事件帳」を観てその原作を読みたくなったためである。時代小説としては池波正太郎の「藤枝梅安シリーズ」よりも先に読み始めた。  どの話も構成がしっかりしていて、前半から最後までだれがない。ストーリー展開も無理がなく結末にも不…
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本の衝動売り

 引越を機会にそれまでたまりにたまった書籍、CD、DVDをBookOffで買い取ってもらった。それなりにたまっていたためか結構な金額になった。また家の中もスッキリするので気持ちもスッキリする。10年ぶりくらいに書棚に空きスペースができてきた。  以前は本の衝動買いをけっこうやっていたが、最近は本の衝動売りを始めた。まだ読んでいない本で…
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「仕掛人・藤枝梅安」(池波正太郎作)を読んで

 以前から読みたいと思っていた池波正太郎の「仕掛人・藤枝梅安」のシリーズをすべて読んだ。面白い!池波正太郎の筆の見事さとはこれなのか、と言うのが正直な感想。あまり細かいことを、ぐたぐた説明調で書かないけれど、その場の情景が浮かび上がってくる。小生の想像力が豊かなのではなく、池波正太郎の筆力が優れているからか。時代小説というと戦国時代ある…
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